数学基礎診断

「生徒が先生の授業をどのくらい理解しているか」をテーマに調査研究をおこない、広く情報発信をおこなっております。今回は、公益社団法人日本数学検定協会さまと連携して、主に先生に向けて担当クラスの生徒の学習項目別理解度を分析することで授業支援にPDCAサイクルを用いる契機となることを目的に本実証実験をおこなっております。文部科学省『高校生のための学びの基礎診断』に申請中の「数検スコア診断」を用いた数学基礎診断のモニター校募集を行いますので、是非とも皆様にご参加いただきたくご案内申しあげます。ご担当されているクラスの参加や先生同志による参加など参加方法は自由です。参加費用も一切かかりません。なお、代表の方以外の個人情報も必要ありません。参加者IDを任意に発行しますので期間中にWebにて受講をしていただきます。ご興味のある方をお誘い合わせのうえ、この機会に是非申し込みください。
数学基礎診断の詳細
本来、文科省高校生の学びの基礎診断に認定されている「数検スコア診断」をベースに作成しています。授業プランに沿った学習項目、目標とする学習項目の目標値を設定し、その目標値に到達したかを可視化することができます。個々の生徒の「学習能力の到達度」、「学習の進捗度合」、「クラスの中の相対的な生徒の位置づけ」、あるいは「クラスの傾向」などクラス全体を分析することを目的としています。先生の授業計画に基づいたクラス全体の分析診断を重視しています。診断は、ICT能力開発協会が提供する『学習項目分析評価法(Liam)』を活用しております。この数検スコア診断をベースに作成したのが「数学基礎診断」です。
- 名称:数学基礎診断
- 用途:学習項目別理解度や復習項目を分析しPDCAへ活用
- 対象:高校生等
- 科目:⑴数学Ⅰ・A ⑵数学Ⅱ ⑶数学B ⑷数学Ⅲ ⑸数学C 5科目
- 時間:各30問/60分~
- 方法:インターネットを利用したオンライン診断。
- 機材:パソコン、タブレット、スマホ等
- 会場:学校、自宅などインターネット環境がある会場
- 結果:診断結果は実施後10営業日以内で担当者へメールで送信
- 費用:費用は一切かかりません
- お申し込み:『お問い合わせ』フォームよりお申し込みください
分析結果
診断実施後、約10営業日程度でクラス及び生徒の分析結果を提供致します。数検スコア診断は、『先生の授業』に対する『グループ全体の理解度』が可視化されるので、授業改善の指針・指標として活用できます。
数的ロジック診断

個々の数的論理力を診断することで能力開発や適性部門への登用などに活用できるのではないかという研究を行っています。学習項目分析評価法を活用して8部門における数的論理力を診断する実証実験をおこないます。キャリアセンターなど就業支援部門をご担当されている方や求職者の方、新入社員、採用予定者、企業の方による参加など参加方法は自由です。実証実験への参加費用も一切かかりません。また、代表の方以外の個人情報も必要ありません。参加者IDを任意に発行しますので期間中にWebにて受講をしていただきます。ご興味のある方をお誘い合わせのうえ、この機会に是非申し込みください。
実証実験の詳細
- 診断名 :数的ロジック診断
- 利用用途:採用選考/適正配置/昇給・昇格/人材育成・能力開発/管理職登用
採用担当は面接だけではわからない受検者の適性を診断します。選考方法として活用可。
研修担当は診断結果によって受検者の強み・弱みを把握できます。
管理職登用、適正配置、人材育成の資料として役立てることができます。 - 対象者 :高校、大学等の新卒者 / 中途採用者 / 職務経験を有する社会人
- 測定科目:8分野の数的論理力
- 出題時間:50問/80分
- 診断内容:インターネット環境を利用したWEB型適性検査
- 受検方式:自宅診断型:自宅や会社などで実施
- 診断結果:診断結果は実施後7営業日以内で担当者へメールで送信
- 費用詳細:費用は一切かかりません
- お申し込み:『お問い合わせ』フォームよりお申し込みください
分析結果


いろいろな活用シーンにご利用ください
- 夏休みに勉強した成果を診断したい…
- 新2、3年生や新入社員の基礎学力をはかりたい…
- クラス評価で今後の授業ウエイトを考えたい…
- 不得意要素をさがし克服へのステップとさせたい…
- 担当するクラスの比較評価をしたい…
- リメディアル教育の一環として利用したい…
- EdTechを体験したい。
- 授業改善のヒントにしたい…
- 就業対策に利用したい…などのいろいろな場面でご活用いただけます。
文部科学省「高校生のための学びの基礎診断」認定
公益財団法人日本数学検定協会と共同開発した文部科学省「高校生のための学びの基礎診断」に申請の『数検スコア診断』は2018年12月に診断ツールに認定されました。
※公益財団法人日本数学検定協会プレスリリース